開催日は6月8日。梅雨に入る少し前でした。
今回のワークショップは苔テラリウムです。
植物の中でもあまり触れ合うことのない苔。
そして ”テラリウム”とは・・?
『容器の中で温度と湿度を保ちながら、陸上の生き物を育てる方法』
体全体で水分を吸収し、光合成で生育する苔にぴったりの栽培方法なのです。
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GRADUAL HOMEの店頭にサンプルを一つお預かりしました。
皆さんに見ていただきたくてカウンターに置いておいたのですが
ふとした時に見る苔さんたち、その中で暮らすミニチュアの生き物や建物は
いつでもそこにいてくれて。
毎日少しずつ成長していく姿に心が癒されました。
庭先の木や植物の大きな緑や、店内のドライフラワーとはまた違う
苔テラリウムの良さを改めて感じました。
雑貨店に来店されるお客様にもたくさん声をかけていただき
サンプルをお預かりした1ヶ月半の間にも成長がみられました。
さて、ワークショップの当日。
みなさんにご参加への思いを伺いました。
「日々の生活の中に小さな緑を迎えたい。」
「ものづくりに興味があり初めてのことなので挑戦して見たい!」
「ミニチュアの世界が好きで、自分で作れるのが楽しみです。」
きっかけはみなさんそれぞれなのですね。
どんな緑の世界をつくろうか、、
ウキウキした様子でスタートです!
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各工程の作業と、 その理由についてご説明頂きました。
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今回のワークショップでは5〜6種類ほどの苔と
ミニチュアの人、動物、建物や岩山などをご用意いただきました。
それらを組み合わせて一つの世界を作っていくのです。
小さいものを扱うのは細かい作業ですが、繊細さが全体に伝わります。
みなさん一つ一つの作業を楽しんでいるようでした。
悩んで決めた今の構図が次の工程でどうなるか・・
あそこに何か加えようかな・・
ここはこうゆうストーリーがあって・・
想像力もたくさん使います。
“想像力”は日常でも使うことがあると思いますが
非日常の部分で使う想像力は楽しいですね!
というお声がありました。
きっと”楽しい” “作りたい” という気持ちがあるからこそですね。
そうゆう機会にとワークショップをご利用くださり嬉しいお言葉でした。
みなさんの作品完成後に
少しお写真を撮らせていただきました。
一部をご紹介します。
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店頭でもお問い合わせのあったお手入れ方法について
重要なのは以下の3点になります。
1.直射日光の当たる場所での保管を避ける。
ただ、光合成のためには光が必要なので自然光の届くところに
置いてあげるといいようです◎
2.水やりは2〜3週間に1回の頻度で。
小さなスプレーで3プッシュくらいが目安です。
※水のあげすぎには十分気をつけてください。
3.たまに蓋を開けて空気の入れ替えをする。
※光合成には二酸化炭素が必要なため
蓋を開けたら是非声をかけてあげてください♩
以上になります。
日常的に自然と触れ合う良い時間になりますね。
お世話することで小さな成長にも気づく喜びがあります。
苔の魅力を是非感じてくださいね♩
参加者の皆さま、アトリエ カレンさん
ありがとうございました。